|
私は建築家としての本業の他に、ライフワークとして、様々なアドバイスに携わってきた。建築プロデュースという業態が、どうしても各分野アドバイスという領域に入り、己の経験体験から、または計画段階での施主をリードする立場の職務上、日々勉強の連続であり、それを実践しながら様々にアドバイスをさせて頂いて来て、結果も出して来た。徐々にそれが高じて今は、精神環境論を専門に各分野顧問として日々立ち回っている。このような中、ある団体に「メンター」という呼称をするべきとの助言を頂き、さらに今、協会加盟の手続きに入るところである。メンタリング(mentoring)とは、知識、経験の豊かな者が、必要とする者に対して、キャリアや心理・社会的な側面(例:メンタルな面の支援)から継続して行う支援行動を意味し、資金面での援助者(Angel)に対する概念であり、経営面での助言者という意味で、アメリカではすでに一般的な用語になっている。つまり、メンターがメンティに対して行う、具体的な支援行動や配慮の全体をメンタリングと呼んでいる。特に、成果につながる、具体的で目に見える行動をさして、「メンタリング行動」という言葉が用いられる。
|