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(2004.04.28)
建設新聞コラム第三回原稿
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第3回原稿
3回目の今日はリフォームにまつわり、私たちの取り組む姿勢の話です。
その前に、最近の流通関連のマーケットを見てみましょう。
若者の志向。奥様方の志向はどの方向を向いているでしょうか。
専門ブティックがドンドンやって来ています。グリーン車は何時もいっぱいです。
不景気はどこにあるのか解らない「こだわり」の消費動向が目立つようになりました。
高価でも良いものは買う。美味しいものは食べる。高級車でも乗る。
ブランド志向型に転換しているのです。
一方で、昭和30年代や、中世アンティークがクローズアップしています。
環境問題の中でも、特に私は(精神的環境)と呼んでいますが、癒しというキーワードに代表される分野が注目されているのです。
高級にこだわるのは心のよりどころとして、そのような要因が関係しているとも考えられています。
プロジェクトや事業を見た場合、この(精神的環境=ホスピタリティー)の分野ではそれが例え家づくりであってもメインテーマとして掲げられている現象が見られるのです。
現代はリフォームが最盛期を迎えています。テレビ番組にも数多く見られ、ここでも設計理念が重要視されているポイントがあります。
私の事務所は皆様にユニークだと言われています。
築数十年の古い日本家屋一軒家を借りました。インテリアはまだ未完成ですが、モダンを目標に組み立てています。PCやプロッターが並んでいます。それをオフィスとしています。
「レトロの中にカジュアルモダンを・・・」という私のオフィススタイルです。
「モダンの中にアンティークを・・・」という手法もありますが、この(復古調)とも言える手法も(精神的環境)をテーマにした、どこかに懐かしい、落ち着ける一つの手段かもしれません。
生身の人間が生理的にリラックスする環境として、例えば「家」もまた、一昔前のバブルに酔った時代の概念とは明らかに違う概念となって、「家」が本当に癒される環境として見直されていることに他なりません。
「家」は家族の一員です。その家をリフォームするに当たり、私たちもまたそのご家族の一員となれる資質と意識で取り組むコミュニケーションの認識が無ければ、施主はこれを私たちに任せる意思決定に到達することはありません。
更に新築と違ってリフォームは、基本的に生活しながら工事を進めます。見せたくない部分も見せることになる相手を選ぶのは当然のことではないでしょうか。
先の例に見るオシャレなインテリアだけでなく、表に見える部分だけではなく、既成概念を取り払い、もっと深い部分にある内面的な部分を見つめるところに「こだわり」の設計や建築がなされるものであり、そのような部分を寛容に受け止める目線が私たちには必要だと思うのです。
宮城県は近々、大地震が見舞うともされており、これに関心を持ち、それを機会にリフォームを・・・と考えている施主は多いのですが、「誰に頼むのが一番信頼できるのか・・・」という悩みを持たれている方の如何に多いことかを数々の機会に本当に多く見て来ました。
家だけではなく、ビルも施設も、街そのものもそのような姿勢で私達はリフォームをリードしていかなければなりません。
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